韓国Samsung Electronicsは1月9日(現地時間)、ネバダ州ラスベガスで開催の2013 International CESの基調講演で、ハイエンドのモバイルプロセッサ「Exynos 5 Octa」を発表した。
米Googleが昨年10月に発表したChrome OS搭載ノートPC「Series 3 11.6" Chromebook」などに搭載されるデュアルコアExynos 5250と同じシリーズのARMベースのハイエンドモデル。ARM Cortex-A15を4コア、Cortex-A7を4コア搭載し、軽いワークロードはA7で処理することで、4コアのExynosより高い性能を70%高いエネルギー効率で得られるとしている。
同社のシステムLSI事業担当社長、スティーブン・ウー氏は基調講演で、3Dゲームでは現状の2倍の性能を発揮すると説明した。
基調講演ではまた、プラスティック製のフレキシブルディスプレイ「YOUM」のプロトタイプも披露された(動画の40分目当たりから)。
ゲストとして登壇した米Microsoftの最高研究戦略責任者、エリック・ラダー氏はYOUMを採用したモバイル端末のプロトタイプを紹介した。SamsungはWindows Phone 8搭載の「ATIV」シリーズのスマートフォンを販売している。
約1時間の基調講演はこちらで公開されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR