ITmedia NEWS > 製品動向 >

東芝、世界最小・94平方ミリの64GビットNANDフラッシュ量産へ

» 2013年05月21日 19時48分 公開
[ITmedia]

 東芝は5月21日、19ナノメートル(nm)第2世代プロセスによる64Gビット(8Gバイト)のNANDフラッシュメモリを開発し、月内に量産を開始すると発表した。

photo

 最新プロセスの採用に加え、周辺回路を工夫することで2ビット/セルの64GビットNANDフラッシュメモリとしては世界最小となる94平方ミリのチップサイズを達成。独自の高速書き込み回路方式により、2ビット/セル1製品としては世界最速クラスという25Mバイト/秒の書き込み速度を実現した。

 7〜9月には同プロセスを採用した3ビット/セルの製品も量産を開始する計画。eMMC対応コントローラーの新開発で3ビット/セル製品をスマートフォンやタブレットにも展開していくほか、SSD対応でノートPCへの搭載も目指す。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.