エクスチェンジコーポレーションは7月1日、米大手ソーシャルレンディングサービス「Lending Club」への投資を可能にするファンド「AQUSH グローバルファンド」の募集を開始した。予定投資金利は6.5%を目標とし、投資家への予定配当は5.0%(税引き前)を見込む。
「AQUSH」は2009年にサービスを開始した日本最大規模の無担保個人ローンサービス。個人投資家から集めた資金を貸し手に直接結びつけるP2P形式の投資スキームで、利率年平均5.50%、貸倒率は1.0%以下という。
新たにサービスを開始する「AQUSH グローバルファンド」が投資対象とするのは、米Googleが出資する米国のソーシャルレンディングサービス「Lending Club」。貸付承認率10%以下という厳しい基準を設けており、2007年のサービス開始から現在までで20億ドル近いローンを実施。投資家の94%が年利6%以上を獲得しているという。
新ファンドは投資期間36カ月、予定投資金利6.5%、投資家への予定配当5.0%(税引き前)を見込む。海外マーケットへの投資だが、全て日本円で取引できるのも特徴だ。
同社のラッセル・カマー社長は「リターンは魅力的なものの、日本からでは法律や為替の面でアクセスが難しかったマーケットへの投資機会を提供できうれしく思う。今後もシンプルでわかりやすく、個人投資家のみなさんに喜んでもらえるサービスを展開していきたい」と話している。
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