米Microsoftは7月10日(現地時間)、Windows Phone 8のサポートライフサイクル(製品サポートの提供期間)を従来の18カ月から倍の36カ月に拡張したと発表した。
現行のWindows Phone 8端末は、2016年1月までセキュリティアップデートを含むアップデートを受けられる。ただし、こうしたアップデートの時期や実施するかどうかは、国や地域、端末メーカー、通信キャリアが決定することだという注釈付きだ。
同社はまた、2014年上半期中にWindows Phone 8のアップデートとして、企業向け機能パックを提供する計画も発表した。この機能パックにより企業のIT部門は従業員のWindows Phone端末をより管理しやすくなり、従業員はより充実した生産体験を得られるとしている。
企業向け機能パックには、メール暗号化機能、VPN経由で社外から企業のファイアウォール内にアクセスする機能、EAP-TLSによる企業のWi-Fiネットワークへの接続機能などが含まれる見込み。
Windows Phone 8はまだ日本では販売されていないが、Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは5月に来日した際、「(Windows Phone 8を日本に)一刻も早く投入できるよう努力している」と説明した。
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