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“東洋のガラパゴス”小笠原諸島がストリートビューに

» 2013年07月30日 19時42分 公開
[ITmedia]

 Google日本法人は7月30日、小笠原諸島(東京都)のビーチや観光名所のストリートビューを公開した。車道から撮影したストリートビューは公開済みだが、人が背負って撮影するカメラ「トレッカー」で撮った人里離れたビーチや島などの風景が見られるようになった。


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 小笠原諸島は東京都心部から約1000キロ離れた太平洋上に浮かぶ30ほどの島々で構成。独自の生態系を育んできたため「東洋のガラパゴス」とも呼ばれ、2011年にユネスコの世界遺産に登録された。

 Googleスタッフがトレッカーを背負い、フェリーが到着する二見港から最も近い大村海岸から、人里離れたジョンビーチ、入島制限のある南島などを、小笠原観光協会の協力を得て4日間にわたって撮影した。

 同社はこれまで、日本の71カ所の世界遺産をストリートビューで公開済み。今後も貴重な自然遺産・文化遺産をストリートビューで撮影し、後世に財産を継承する一助にしたいとしている。

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