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電気街の顔「秋葉原ラジオストアー」が閉館 64年の歴史に幕

» 2013年09月25日 17時23分 公開
[ITmedia]

 東京・秋葉原の「秋葉原ラジオストアー」が11月末で閉館することを明らかにした。JR秋葉原駅に隣接し、電機パーツ・機器ショップが多く入居する秋葉原の顔の1つだったが、「1つの時代の役割を終える事にいたしました」と64年の歴史に幕を下ろす。

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 秋葉原ラジオストアーは、JR駅の電気街側に隣接するショップ群のうち、ガード下の南側に位置するビル(秋葉原電気街振興会の地図)。1950年3月、露店撤廃令を受けて10人が移転する形で営業を開始した電気街発祥の地の1つ。1975年の新ビル完成を機に入居店舗は法人化し、秋葉原ラジオストアーはビル賃貸業としてテナントを管理してきた。

 現在入居する9店舗は11月末まで通常通り営業し、閉館後は新店舗への移転などで対応する。Webサイトは店舗の支援や「歴史を語り継ぐ責務」から今後も運営するという。

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