米Googleは腕時計型ウェアラブル端末、いわゆるスマートウォッチを開発中で、近いうちにアジアの工場で量産に入ると、米Wall Street Journalがこの件に詳しい情報筋の話として報じた。
同社は以前からスマートウォッチを開発中とうわさされている。8月にはAndroid搭載スマートウォッチメーカーWIMM Labsを買収したことを認めた。
Googleのスマートウォッチは、パーソナルアシスタント機能「Google Now」の通知を適宜に表示し、スマートフォンとも連係するものになるとみられる。
韓国Samsung Electronicsが今月発売したAndroid搭載スマートウォッチ「GALAXY Gear」もスマートフォンと連係するが、対応端末がSamsung製の一部のモデルに限られている。また、レビューでは、バッテリーの持続時間や使えるアプリがまだ少ないなどと指摘されている。
スマートウォッチは、米Appleや米Microsoftも開発中と報じられている。Appleのティム・クックCEOは28日の業績発表後の電話会見で、“新しいカテゴリー”の製品を準備中であることをほのめかした。
Googleは、メガネ型のウェアラブル端末「Google Glass」を開発中だ。同社は29日に第2世代のプロトタイプ端末のリリースとテスター(Explorer)の増員を発表した。Google Glassは2014年前半には一般発売されるとみられている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR