上原浩治投手ら米MLBレッドソックスの選手がオバマ米大統領を表敬訪問した際、オルティス選手がスマートフォンで撮ったオバマ大統領との「自分撮り」(Selfie)を、韓国Samsung ElectronicsのTwitterアカウントがリツイートしたため、ホワイトハウスが「大統領の写真を営利目的で使うことは認めていない」とSamsungに抗議する意向を明らかにした。
ワールドシリーズを制覇したレッドソックス選手が表敬訪問したのは4月1日。44代大統領にちなみ「44」の背番号が付いたユニフォームをプレゼントされたオバマ大統領とともに、同チームの主砲オルティス選手が自分撮り。上原投手と田沢純一投手も写っている。
オルティス選手はSamsungとスポンサー契約を結んでおり、撮影に使われたのはGALAXY Note 3。この写真をSamsung Mobileの米国アカウントが非公式RTでツイートしたため、「大統領の肖像の商業利用だ」とホワイトハウスの不興を買うことになった。
Wall Street Journalは「Samsungにアウトの判定」と報じている。
Samsungは3月のアカデミー賞授賞式でスポンサーとなり、司会のエレン・デジェネレスが持つGALAXYで撮影された自分撮りはRT記録を塗り替えている。
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