「STAP細胞」論文問題で、論文に研究不正があったと認定した調査委員会の最終報告書に不服申し立てを行った理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは4月9日午後1時から、大阪市内で記者会見を開いた。小保方氏は「私の不注意、不勉強、未熟さゆえに多くの疑念を生み、多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
小保方氏は代理人弁護士とともに出席。会見冒頭、時折言葉に詰まりながら、事前に配布していたコメントとほぼ同じ内容を述べた。
論文について「実験は確実に行われており、データも存在していることから、決して悪意をもってこの論文を仕上げた訳ではないことをご理解いただきたい」「STAP現象は何度も確認された真実」と改めて述べた。
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