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» 2014年05月20日 18時45分 UPDATE

詳報・遠隔操作事件・佐藤弁護士会見その3:iesysを作るくらいのC#スキルはあった 「取り調べ可視化されていればもっと早く解決したのではないか」 (1/3)

IT業界でもさまざまな議論になった遠隔操作ウイルスとC#だが、片山被告は作ることはできたのだという。佐藤弁護士は、取り調べが可視化されていれば早くに事件が解決できた可能性を指摘している。

[ITmedia]

メールは秘密のPCで1カ月ほどかけて作成

 (16日に送信された)真犯人メールはかなり詳しい物だが、作るのに1カ月と言っていたような気がする。保釈される前から考えていて、秘密のPCで作り続けていたということですね。スマホなどを購入した時期は知らない。SIMカードは4月に発売されたといったのでそれ以降だろう。文章はPCで作り、SDカードでスマホにセットし、それを送信している。

 それで、たぶんスマホを回収すれば真犯人からのメールがある。そこに片山さんの指紋やDNAがあれば送ったのは間違いない。それが「onigoroshijuzo2」にアクセスしたなら真犯人に間違いないということになる。

 PCは自宅ではないところに隠してあると。パスワードを忘れてしまったのでPCを開けないと言っていた。PCを開けなくてもSDカード経由だから、証拠は十分あるだろう。

 落合洋司弁護士に送られたHDDについては「全く自分ではない、無関係だ」とのことです。

雲取山の写真は自分で撮った

江ノ島でセロハンテープでSDカードを貼り付けた首輪を猫につけている片山被告が防犯カメラに写っており、セロハンテープを当日に購入していたことが逮捕の決め手の1つだったが、片山被告は「バイクのタンク上部に、手書き地図や簡易メモを貼りつけることはよくあります」と説明していた


 あれも全くのうそだと。セロハンテープは江ノ島に向かう直前に購入している。それをナビが不正確なので経路図を貼るために買ったと説明していたが、実際には江ノ島でトイレに入り、セロハンテープでSDカードを付けたという。首輪つける場面は写っていなかったが、その時に付けたと。手に握りしめていたんだそうです。(なぜ江ノ島で猫だったのか)それは分からない。

 (13年1月1日メールの謎を解くとたどりつく)雲取山の写真は12月1日に撮った本物の写真だそうです。ビニール袋が二重になっているのも当たっていると。外のビニール袋はziplockなのでピンクに見えるのだと説明していた。

photo 12年11月に送信されたメールの画像。11月13日付け神奈川新聞が分かるように写っていた

 雲取山やクイズは自分で考えた。ハングルなどネットで翻訳みればすぐわ分かる。詰め将棋も本を見れば分かると、全部自分で作ったという。

 神奈川新聞は(12年に送信された)自殺予告メールに使われたが、分倍河原で買った、1月4日の神奈川新聞も川崎駅で購入したと。GPSかなにかで川崎方面にいったというのが証拠として出ていて、川崎なら買えるというのが検察の見立てだったが、当たっていた。

 雲取山でUSBメモリが発見されれば片山さんが逮捕されることはなかったんですよ。まさか江ノ島に防犯ビデオあるとは思わなかったと、漫画みたいな弁解ですが、予想しろよと思いますよね。だが首輪をつけるところがはっきり写っていた。

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