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「オタク」アイコンユーザーの特徴は? Twitterアイコンごとの特徴を分析――阪大研究チーム

» 2014年05月27日 20時25分 公開
[ITmedia]

 Twitterのアイコン画像でユーザーの特徴が分かる? アイコン画像のジャンルごとの利用行動を分析した研究結果を、大阪大学大学院の研究チームが発表した。

 ユーザーに利用されているアイコンを「動物」「たまご」「自画像」「顔隠し」「文字」「ロゴ」「オブジェ」「オタク」「本人1人」「本人複数」「景色」「他人」「キャラクタ」の13種類に分類。各ジャンル別に100人を抽出し、比較した。

photo フォロー/フォロワー数の中央値

 フォロー数とフォロワー数のジャンル別の中央値は「文字」ユーザーが最大に。非公式bot、学生サークル、個人営業者などのアカウントが多く、広告や宣伝のため積極的にアピールし、“フォロー返し”の習慣なども用いて戦略的にフォロワーを獲得していると考えられるという。

 ブランドや企業、メディアなどの「ロゴ」ユーザーはフォロー数よりもフォロワー数が多いのが特徴。情報アカウントとして認識されているケースが多いと分析している。

photo 調査期間中(約1カ月)のツイート数の中央値

 ツイート数が圧倒的に多いのはアニメやゲームの画像を使う「オタク」ユーザーだった。自身の趣味や嗜好に関する投稿が多く、他ユーザーとやりとりするより一方的な情報発信を行う傾向が強かったという。RT回数やWebアプリケーションのURLの引用が多いのも特徴だ。

 「文字」ユーザーはフォロー/フォロワー数は多いもののツイート数は少なかった。広告や宣伝のツイートを主とするには、短期間に多くツイートすると敬遠されやすいことが理由では――と同チームは分析している。

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