米Googleは7月9日(現地時間)、Android版Chromecastアプリをバージョン1.7にアップデートし、Androidの画面のキャストを可能にしたと発表した。この機能はまだβ段階で、まずはGoogleのNexusシリーズや韓国Samsung ElectronicsのGALAXYシリーズなどの一部の機種で可能になり、その後他の機種に“ローリングアウト”していくという。
(本稿執筆現在、筆者のNexus 5およびNexus 7にはまだバージョン1.7へのアップデートが来ていない。)
アプリをアップデートすると、「Chromecast」メニューの「アプリを見つける」の下に「画面のキャスト」という項目が追加され(下の画面は英語版)、これをタップするとAndroid端末で表示している画面が接続しているテレビの画面にキャストされる。
Nexusシリーズの端末の場合は、「クイック設定」メニューからもChromecastに接続できる。アプリをアップデートしていなくても、メニューに「画面のキャスト」が追加される。
これまでAndroid端末でキャストできたのは、YouTubeや一部の対応アプリとGoogle+の写真や動画だけだった。Googleは6月25日のGoogle I/Oの基調講演で、今回のアップデートについて予告していた。
ChromecastはテレビのHDMIポートに直挿しできる小型のデバイス。PCやAndroidのコンテンツを無線LAN経由でテレビにキャストできる。日本では5月末に4200円で発売された。
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