米Googleは6月25日」(現地時間)、Google I/Oにおいて、テレビ用端末「Chromecast」の新機能を発表した。
Chromecastは日本では5月末に4200円で発売された、PCの画面やAndroidのChromeブラウザの画面をテレビの大画面に“キャスト”する端末。
これまではAndroid端末からキャストできるのはYouTubeや一部の対応アプリとGoogle+の写真や動画だけだったが、今後のアップデートでPCと同じようにAndroidのコンテンツをキャストできるようになる。PCと同じようにアプリのキャストボタンをタップするだけでキャストが始まる。Google EarthやAndroid端末で撮影中の動画を大画面で表示できる。
この機能はまずβとして数週間以内に以下の画像のリストにある端末で使えるようにし、その後対応端末を増やしていく計画という。
また、これまではテレビにキャストできるのはChromecastと同じWi-Fiネットワークに接続している端末からだけだったが、Chromecast側のオプトイン設定で、Android端末からリクエストすれば同じWi-Fiに接続していない端末からもキャストできるようになる。
さらに、「Backdrop」というChromecastの新機能で、キャストしていない間のスクリーンセーバー代わりにGoogle+のアルバム、世界の美術館のアート、Google Earthの画像などを表示できるようになる。基調講演のデモでは、世界のアートが表示されている間、Android端末に「Chromecastに何を表示しているの?」と音声で尋ねると、Android端末にアートについて説明する「同期カード」が表示された。この機能は今夏に使えるようになる見込み。
変更履歴:Android端末でChromeブラウザの画面がキャストできていたとしていましたが誤りです。お詫びして訂正します。[2014/6/26 18:50]
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