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» 2014年08月22日 09時16分 UPDATE

GoogleのChromebook、「Citrix Receiver for Chrome」でサーバのアプリを利用可能に

仮想化サーバ「XenApp」のクライアントアプリ「Citrix Receiver」のChromebook版が公開された。これによりオンプレミスアプリを含む企業のサーバ上のアプリをChromebookからセキュアに利用できるようになる。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米仮想化ベンダーのCitrix Systemsは8月21日(現地時間)、米Googleとの提携により、「Citrix Receiver for Chrome」をリリースしたと発表した。

 Citrix Receiverは、Citrixの仮想化サーバ「Citrix XenApp」のクライアントアプリ。XenAppをサーバで稼働させている企業であれば、Receiverをインストールし、IDを登録した端末からサーバ上のMicrosoft Officeやオンプレミスアプリをセキュアに利用できる。Windows、Mac、iOS、Android、Windows Phone、Linux、BlackBerry版があり、今回Chromebookにも対応した。

 receiver 1

 Chromebook版は、Chromeの印刷機能「Google Cloud Print」やChromebookの音声/動画再生機能とシームレスに統合されており、例えばXenApp上のMicrosoft ExcelのファイルをChromebookで印刷することも可能だ。

 Googleは同日、Receiver搭載Chromebookを導入した米医療センターChapters Health Systemからの寄稿を公式ブログに掲載した。同センターが派遣する介護者139人にリモート端末としてChromebook、米AppleのiPad、Windowsのシンクライアント(具体的なモデルは不明)を評価させたところ、66%に当たる92人が次の端末としてChromebookを選んだという。

 receiver 2

 特にChromebookのスピードが評価された。Windows端末では起動に4分以上かかり、Windows、VPN、Citrixと複数のログインが必要だが、Chromebookであれば数十秒で起動し、Citrixにログインするだけで仕事にかかれる。

 Googleは7月、Chromebookを日本国内でも企業・教育期間向けに発売すると発表した。法人向けにはソフトバンクテレコムを、教育機関向けにはソフトバンクテレコムとミカサ商事を通じて提供される。

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