米Microsoftは8月27日、「Windows Store」で紛らわしいアプリが増えたという苦情に応えてポリシーを改訂し、問題があると判断したアプリ1500本以上を削除したことを明らかにした。
同社のアプリ開発者向けブログによると、今年に入ってユーザーから、目当てのアプリが見つけにくくなったという苦情が増えていた。誤解させるようなタイトルや紛らわしいタイトルのアプリが列挙される場合もあるという。
このためWindows Storeのアプリ認定条件を改訂し、アプリのネーミングは「アプリの機能を明確かつ正確に反映する」ものでなければならないとした。カテゴリはアプリの機能と用途に応じて分類し、アイコンはその他のアプリと区別できるようにすることを義務付けた。
改訂版のポリシーは、Windows StoreとWindows Phone Storeの両方で、新たに提出するアプリと既存のアプリのアップデートに対して適用する。既にWindows Storeのアプリを調査して、このポリシーに違反するアプリを洗い出す作業を進めているという。
この過程でこれまでに、違反を指摘されながら変更の指示に従わなかったアプリ1500本以上を削除したことを明らかにした。紛らわしいタイトルや説明にだまされてダウンロードしてしまったアプリについては代金の返金に応じる方針。
問題のあるアプリの洗い出しは現在も進めているといい、ユーザーに対しては、Windows Storeで発見した問題を報告してほしいと呼び掛けている。
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