まさかの新作「ポポロクロイス牧場物語」3DSで登場 原作者「驚くべき打開策」

[ITmedia]

　プレイステーションの名作RPG「ポポロクロイス物語」シリーズが人気タイトル「牧場物語」とコラボした新作ゲームソフト「ポポロクロイス牧場物語」がマーベラスからニンテンドー3DSに登場することが明らかになった。発売日・価格は未定。

タイトルロゴ

　9月4日発売のファミ通では、表紙に野菜を収穫するピエトロ王子とナルシア、白騎士というおなじみのキャラクターが描かれている。声優は当時のキャストが集結、冒険と牧場生活をそれぞれ楽しめる作品になるようだ。

原作者の田森さんは公式サイトで報告

　ポポロクロイス物語は田森庸介さんによる漫画が原作。1996年にゲーム第1作「ポポロクロイス物語」がソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）からプレイステーション向けに発売され、98年にはアニメ化。「ポポローグ」（98年）、「ポポロクロイス物語II」（2000年）、プレイステーション 2向け「ポポロクロイス〜はじまりの冒険〜」（02年）、「ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜」（04年）が登場したものの、その後は家庭用ゲーム機向け新作は途絶えていた。

　記憶に残るシリーズとして続編を待ち望む声は多く、思わぬ新作の登場に歓迎する声がTwitterに続々と投稿されている。SCEタイトルが3DSで登場することに驚く人も多い（先月、SCEのキャラクター「トロ」とのコラボ企画が公開されたばかりだった）。

ニュースリリースには「『ポポロクロイス』は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です」との一文が

　新作の実現に尽力してきた原作者の田森さんは、自身のWebサイトで新作が始動したことを報告。試行錯誤を繰り返してきたが、「大変長らくお待たせいたしました…!!」「ようやく驚くべき打開策を見いだしました!!!」と喜んでいる。

　期間限定公開だった小説「ポポロクロニクル」が偕成社から刊行されることを明らかにしている。挿絵はゲームのキャラクターデザインを担当したアニメーターの福島敦子さん。