小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日午後1時22分、H-IIAロケット26号機で種子島宇宙センターから打ち上げられ、午後3時9分、ロケットからの分離に成功した。約3億キロの彼方にある小惑星への旅が始まった。
同ロケットの打ち上げは順調に進み、離床から1時間47分後の分離を確認。管制室からは拍手が上がった。米航空宇宙局(NASA)の深宇宙ネットワーク(DSN)ははやぶさ2との通信を開始している。
はやぶさ2は2018年夏に1999 JU3に到着。1年半にわたって滞在し、衝突装置により人工クレーターを作って宇宙線などにさらされていない小惑星の物質を採取するなどし、2020年末に地球に帰還する予定だ。
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