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Twitter、不在中の“重要な”ツイートをトップに表示する「あなたがいない間に」機能

» 2015年01月22日 09時06分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは1月21日(現地時間)、米Facebookのようにサービス側がユーザーにとって重要と判断した投稿をタイムラインのトップに表示する新機能「Recap」を発表した。

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 iOSアプリでは同日から、AndroidおよびWebアプリ版でも間もなく提供を開始する。

 この機能は、ユーザーがしばらくタイムラインをチェックしていないと、その間にタイムラインを流れたツイートの中からTwitterのアルゴリズムがユーザーにとって重要もしくは関連性が高いと判断したツイートをピックアップし、次にタイムラインを表示した際に画面トップに掲示するというもの。個別の投稿のエンゲージメントなど複数のファクタで判断する。

 純粋な時系列のタイムラインではないことを明示するために、Recapの上部には「While you were away(あなたがいない間に)」というメッセージが表示される。

 ピックアップツイートはタイムラインを開くたびに必ず表示されるわけではなく、Twitterでの滞在時間が長いとあまり表示されない。

 米New York Timesによると、Recapはユーザーがオフにすることも、Recapとして表示するツイートの数を調整することもできないという。「While you were away」の右端の「×」をこまめにタップしていれば、表示回数が減るとしている。

 早い時期からニュースフィードの投稿表示をアルゴリズムで調整しているFacebookに対し、Twitterは長年、タイムラインでリアルタイムのツイートを純粋に時系列に表示してきた。だが、昨年8月からフォローしていないユーザーのツイートが表示されるようになり、11月にはRecapのような関連性を優先するタイムラインを提供すると予告した。同社は11月の時点で、単純な時系列のタイムラインは今後も提供を続けるとしている。

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