サイバーエージェント子会社のCyberZは2月18日、スマートフォン広告市場の予測を発表した。2015年の市場規模は前年比29%増の3903億円を見込み、スマートフォン向けネイティブ広告は150億円へ急増すると予測している。
調査はシード・プランニングと共同で実施し、新たにネイティブ広告について市場規模予測を算出した。
14年の市場規模は前年比1.6倍の3008億円で、うち過半数をディスプレイ広告(1648億円)が占めた。
今年も広告主のネット広告予算がスマートフォンへシフトしていき、ゲーム会社やオンラインショッピング、金融などで出稿ニーズは拡大するとみている。特にディスプレイ広告は前年から1.4倍の2291億円と、高い成長率を維持すると予測する。市場全体は16年に4737億円と、ネット広告市場の過半数を突破すると予測する。
ネイティブ広告は本格的な出稿が始まった昨年は38億円だったものの、15年に150億円、17年に350億円と大幅拡大を見込む。
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