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F-35が最後の有人戦闘機に──米海軍長官 ランチャーから射出する“群れる”ドローンも公開

» 2015年04月17日 18時07分 公開
[ITmedia]

 「米海軍としてはF-35が最後の有人戦闘機になるだろう」──レイ・メイバス米海軍長官はこのほど行った講演で、米海軍は今後はドローンなど無人機の活用に移行するとの見通しを示した。

photo 統合打撃戦闘機(JSF)「F-35」

 無人化することでパイロットの安全を考慮する必要がなくなり、リスクの高いさまざまな技術を取り入れたり、迅速な配備も可能になるみている。3Dプリンタによる“使い捨てドローン”もいずれ実用化されるだろうという見方も示した。

 米海軍はこのほど、ドローン「LOCUST」を公開した。「Low-Cost UAV(無人飛行機) Swarming(群れる) Technology」の略だが、locustは日本語でイナゴの意味だ。

photo ランチャーで射出=米海軍の動画より
photo 翼を広げて飛行

 ドローンは筒状で、ミサイルのようにランチャーにセットされ、射出されると翼を出して飛行。ほかのドローンと群れを自律的に形成し、偵察や攻撃任務をこなす。少人数でも複雑な任務をこなすことができるようになり、1機の軍用機よりも安価だとしている。

photo CGによるイメージ。群れで攻撃任務などをこなす
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