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» 2015年05月01日 10時00分 UPDATE

小学生にブーム「マインクラフト」 口コミとYouTubeでじわり拡大 その魅力とは (1/3)

海外ゲーム「マインクラフト」が、日本の小学生の間でブームの兆しを見せている。メディアやメーカーが仕掛けたのではなく、子どもの間で自然発生したブームのよう。一体、どのように子ども達の心をとらえたのか――。

[岡田有花,ITmedia]
画像 iOS版マインクラフト

 「マインクラフト」(Minecraft、マイクラ)が、日本の小学生の間でブームの兆しを見せている。仮想世界で冒険やもの作り、建築などが自由に楽しめるスウェーデン発のゲーム。2009年の公開当初から海外ゲームファンの間では人気だったが、ここ数年で小学生のユーザーが劇的に増え、高学年のクラスなら数人は遊んでいることが珍しくなくなってきたという。

 メディアも注目し始めている。小学生向けコミック誌「コロコロコミック」(小学館)は昨秋から継続的に特集を展開。小学生向けテレビ番組「おはスタ」(テレビ東京系列)でもレギュラーコーナーとして取り上げられている。マインクラフトで遊ぶ様子を実況するYouTube動画も人気で、ヒカキンさんら人気のYouTuberによる実況動画が数百万人単位の視聴者を集めている。

 マインクラフトは決して簡単なゲームではない。操作法やルールを身に着け、創意工夫して初めて楽しめるゲームで、機種によっては日本語化もされていない。それでも子どもたちは自ら遊び方を学び、大人の手をほとんど借りずに楽しんでいるようだ。ブームもメディアやメーカーが仕掛けたのではなく、子どもたちから自然発生し、口コミで広がっている。

 子どもたちはどのようにマインクラフトを知り、どう楽しんでいるのだろうか――実際に遊んでいる子どもの意見や、小学生向けにマインクラフト特集を展開している「コロコロコミック」編集部の声からひもといてゆく。

YouTube実況、友達からの口コミ……きっかけは

 マインクラフトを開発したのはスウェーデンのMojang(Microsoftが買収)だ。2009年に公開されたPC版を皮切りに、スマートフォンや家庭用ゲーム機にも移植され、世界5400万人以上がプレイするロングセラーとなっている。「世界を救う」といった目的は設定されておらず、ブロックでできた広大な世界で、冒険したり家を建てたりしながら、自分のスタイルで生活を楽しめるのが特徴だ。


画像画像 Vita版の画面(提供:ソニー・コンピュータエンタテインメント)

 日本の子どもたちに広がったのはいつごろだろうか――ブームの源泉を知るため、小学生のころからマインクラフトにハマっているという子ども(現在は小学校中学年〜中学生)4人について、それぞれの保護者に、子どもがマインクラフトを知った時期やきっかけなどを尋ねた。

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