民事再生手続き中の美術出版社は5月18日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)子会社のカルチュア・エンタテインメントをスポンサーに選んだと発表した。
カルチュア・エンタテインメントはCCCグループの出版・コンテンツ事業を昨年分社化して設立した子会社。傘下にアース・スター エンターテイメントや復刊ドットコム、ネコ・パブリッシングなどを抱え、アート系書籍の出版に加え美術関連事業にも注力しているとして、「弊社事業との親和性が極めて高い」という。同社の支援のもと、経営再建に取り組む。
美術出版社は、「美術手帖」など美術・芸術関連の雑誌・書籍を出版する老舗。今年3月に民事再生法の適用を申し立て、手続き開始決定を受けていた。
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