冥王星はすぐそこに 探査機「ニュー・ホライズンズ」から最新の写真
探査機「ニューホライズンズ」が7月11日(米国時間)に撮影した冥王星の写真を米航空宇宙局(NASA)が公開した。ニューホライズンズは冥王星まであと100万マイル(約160万キロ)に迫っており、日本時間7月14日午後8時50分ごろ、最接近に挑む。
新しい写真では冥王星の表面がさらに詳細に分かる。これまで「ドーナツ」と呼ばれていた円形の模様は何らかの衝撃でできたクレーターらしいことも分かってきた。
ニューホライズンズは2006年1月19日に打ち上げられ、9年以上かけた30億キロの旅を経て冥王星にたどり着きつつある。機体には冥王星を発見した米国人クライド・トンボー(1906~1997)の遺灰も搭載されている。
探査機としては高速な分、減速のための燃料を積んでいないため、冥王星を周回する軌道には投入されず、近くを通過(フライバイ)することで観測する。14日の最接近時には冥王星に約1万3700キロまで迫り、時速4万9600キロで通過しながら7つの観測機器を稼働させてデータを収集。約8Gバイトのフラッシュメモリに蓄積し、通信速度800bpsで地球に送信する。全データの送信が完了するのは来年の予定だ。
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