スクウェア・エニックスは7月28日、ドラゴンクエストシリーズ本編の11作目となる「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」を発表した。ニンテンドー3DSとPlayStation 4向けに発売し、ドラクエ本編としては初めて携帯機・据え置き機向けに同時リリースするマルチタイトルとなる。任天堂が開発中の新型機「NX」でも発売する予定だ。発売は「未定」だが、来年迎える「30周年内を目指して頑張って開発していきたい」としている。
シリーズ本編(ナンバリングタイトル)としては、初のオンライン専用タイトルだった「ドラゴンクエストX オンライン」以来(12年8月発売)の新作。スタンドアローンの据え置き機向けは「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」(PS2、04年11月発売)以来となる。
28日夕、同社が都内で発表会を開き、ゲームデザインとシナリオディレクションを担当する堀井雄二さんらが新作について語った。PS4と3DSのマルチタイトルになったことについて、堀井さんは「いろいろな人に遊んで欲しいので、そういう決断をしました」と述べた。
PS4版はUnreal Engine 4を採用し、3Dによるオープンワールド風の城やフィールドを自由に探索できる内容になりそうだ。開発にはドラクエ10で実績があるオルカが協力する。
3DS版は3Dと昔懐かしいドット絵風の2Dを切り替えて遊ぶことができる。上画面に3D、下画面に2Dを表示するといったことが可能で、イベントシーンなども含め3D版と3D版は完全に進行が一致しており、それぞれを切り替えて楽しめるという。開発はトイロジックが協力する。
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