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人気Twitterアプリ開発者が「サードパーティー制限に疲れたから」とTwitter入り

» 2015年08月10日 09時05分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 「(Twitterによる)サードパーティー制限に疲れた。APIを完全に使えて、モダンなユーザーインタフェース(UI)を採用したキラー公式アプリを作りたい」──。人気の非公式Twitterアプリを提供する開発者、ヨアキム・バージェス氏が自身のTwitterで8月7日にこうツイートし、米Twitterに入社したと発表した。

 同氏は人気のAndroid版Twitterアプリ「Falcon Pro」の開発者。Falcon Proは米Googleのマテリアルデザインを採用した洗練されたデザインと独自のスライドメニューが特徴だ。

 falcon 1 Google PlayのFalcon Proのページ
 falcon 2 アプリの評価は5点満点で3.8

 同氏が言う「サードパーティー制限」とは、Twitter APIに設けられているアクセス数の上限を指す。サードパーティーアプリは、この上限に達すると新たなユーザーを追加できなくなる。

 同氏はまず「みんな、大ニュースだよ。やっと正式発表だ。僕はTwitterのAndroid UIチームに参加する!」とツイートし、8月17日から働くと説明した。

 アプリの公式Twitterでも、「Twitterの公式Androidアプリを最良のTwitterアプリにするためにベストを尽くす」とツイートした。

 また、別のツイートで、Falcon Proの開発も継続すると説明した。大企業にありがちな決定の遅さにわずらわされずに新しい体験をテストするための場にするつもりという。

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