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スク・エニのクラウドゲームサービス「DIVE IN」わずか10カ月で終了

» 2015年08月17日 17時14分 公開
[ITmedia]
画像 DIVE IN終了の告知

 スクウェア・エニックスは8月7日、クラウド技術を活用し、スマートフォンやタブレットで名作ゲームを楽しめるストリーミングサービス「DIVE IN」を9月13日に終了すると発表した。昨年12月3日にスタートしたサービスだが、わずか10カ月で終了する。

 専用アプリ「DIVE INビューワー」を使い、スマートフォンやタブレットでWi-Fi接続を介してゲームを楽しむサービス。利用券を購入して遊ぶ形だが、開始3カ月半後の2月21日から利用購入機能を停止。4月からは決済システムの改修を進めていたが、利用券購入機能が復旧しないままサービスを終了する。

 同社は「市場やユーザー動向、現状の提供サービス内容などさまざまな状況を勘案した結果」と説明している。ユーザー数が少なかったわけではなく、「たくさんの方々に遊んでいただいていた」という。

 365日利用権を購入済みのユーザーは、利用期間、残期間に関わらず、仮装通貨「スクウェア・エニックスCrysta」全額を返金する。

 同社は「クラウド技術を用いたコンテンツは今後もよりよい形で提供できるようさまざまな取り組みを進めていく」としている。

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