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握ると電源オン、離すとオフ マウスに「アイドリングストップ機能」、エレコムと立命館大が共同開発

» 2015年08月26日 18時00分 公開
[ITmedia]

 エレコムは、握ると電源がオンになり、手を離すと自動的にオフになる「アイドリングストップ機能」搭載することで約2年間の電池駆動を可能にしたというマウス「WINKS」(M-WK01DBシリーズ)を9月中旬に発売する。5310円(税込)。

画像 WINKS

 立命館大学理工学部の道関隆国教授がプロデュースした産学共同開発製品。アイドリング状態の検出には、半導体素子として室内光でもわずかに発電するLEDの特性を活用。LEDの発電を検出できる「ノーマリーオフ検出回路」でマウスを握っているかどうかを検知し、“握るだけで電源オン”を実現した。単四形乾電池×2本で約2年間使用できる(1日8時間使用の場合)という省電力設計だ。

 センサーにはブルーLEDを採用し、ガラス面などでも利用できるという。「進む」「戻る」ボタンを搭載した5ボタン仕様で、分解能は2000カウント。2.4GHz帯を採用し、使用する場所が非磁性体で最長約10メートル、スチールデスクなど磁性体でも最長約3メートル。レシーバは超小型の1円玉サイズで、本体内に収納することもできる。ブラック、レッド、ホワイトの3色を用意した。

 サイズは71.9(幅)×108.4(奥行き)×37.7(高さ)ミリ、重さは約66グラム(電池含まず)。

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