ハイアールアジアは10月29日、「スター・ウォーズ」とコラボした「R2-D2型移動式冷蔵庫」、ダース・ベイダーの頭部を模した「MASK 保冷庫」を発売すると発表した。価格はそれぞれ99万8000円(税別)、3万9800円(同)。29日正午から予約を受け付け、12月中旬から出荷する。
「R2-D2型移動式冷蔵庫」は、マスコット的存在のロボット「R2-D2」を等身大(高さ95センチ)で再現し、胴体部分に保冷機能を内蔵。缶やペットボトルなどを冷やせる移動式の冷蔵庫だ。赤外線利用のコントローラで前後左右に操作でき、頭部にはプロジェクターを内蔵し、ワイヤレス技術「Miracast」でスマートフォンなどに表示した映像の投影も可能だ。
ウォルト・ディズニー・ジャパン、ルーカスフィルムと調整を重ね、R2-D2の効果音、首の動きやLEDの点滅など細部まで忠実に再現したという。本体サイズは650ミリ(幅)×620ミリ(奥行き)×950ミリ(高さ)、重量は約50キロ。
ダース・ベイダーの頭部を模した「MASK 保冷庫」は、土台部分にペルチェ素子による冷却板を設け、350ミリリットルの缶を1本保冷できる。頭部を押すと、保冷マスクがポップアップし、飲み物を取り出せる。開閉時には、ダースベイダ―の呼吸音、ライトセーバーの効果音が交互に再生される――など、ファンにはうれしいギミックも盛り込む。本体サイズは305ミリ(幅)×325ミリ(奥行き)×400ミリ(高さ)、重量は約2.3キロ。
ダース・ベイダ―に加え、「ストームトルーパー」「C-3PO」バージョンも来年発売に向け開発中だという。
ダース・ベイダーとストームトルーパーをデザインしたコードレススティッククリーナー(2万7800円)、「STAR WARS」仕様のハンディ洗濯機「Coton」(1万6200円)、冷蔵庫の着せかえカバー「Colo-mo」(2万2800円から)も同時に発売する。
同社の伊藤嘉明CEOは、今年6月に掲げた「家電の嗜好品化」戦略の一環と説明。消費者に“ワクワク感”を与える日本家電が少ないとして、12月公開予定の最新作「フォースの覚醒」にちなんだ“日本覚醒”を旗印に、低迷が続く家電市場の活性化を目指す。「歌舞伎者と言われても結構。家電市場の復活のため、誰かがやらなければいけないことをハイアールが引き受ける」(伊藤CEO)。
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