キーボードといえばもともとキー入力するための道具だが、近年ではマウス代わりになるトラックパッドを備えたものが主流になっている。そんな中、異色のギミックを搭載しているのが米Microsoftが研究中のタブレット用キーボード「DisplayCover」だ。
これはなんと、電子ペーパー製のマルチタッチディスプレイ(1280×305ピクセル)をキーボードに埋め込んでしまった代物。ディスプレイ部分にはさまざまな機能を割り当てることができ、画面の拡大縮小やページスクロール、アプリ起動/切り替えなど、シーンに合わせた使い方ができるという。
Microsoftの応用科学部門が研究しているもので、昨年8月に公開したデモ動画はこれまでに17万回以上再生されている。製品化されるかどうかは不明だが、これが世に出ればタブレット端末の使い勝手が大きく変わるかも?
IT・ネットの最新事情を日々追いかけている編集部が少しだけ“寄り道”。記者がいま気になっているテクノロジーのあれやこれやを独断で紹介します。
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