Facebook、メッセンジャーbot開発ツールを無償提供
米Facebookは4月12日(現地時間)、サンフランシスコで開催の年次開発者会議「f8」で、Facebookメッセンジャー(以下、メッセンジャー)でユーザーと会話するボット「bots for the Messenger Platform」を発表した。同日公開された「Messenger Platform(Beta)」で、誰でも作成できる(公開前に審査がある)。
企業ユーザーは、ボットを通して9億人以上いるFacebookメッセンジャーユーザーとコミュニケートできるようになる。顧客や潜在顧客とメッセンジャーで会話して情報提供するだけでなく、「Send/Receive API」を使って画像やリンク、購入ボタンなどの付いたカード状のメッセージを発信することもできる。カードはカルーセル状に表示し、横スワイプで閲覧可能だ。
ユーザーは企業のボットとの会話と通して飛行機のチケットを予約したり、商品を購入したり、関心のあるニュースを読んだりできる。企業向けには、ボットで対応しきれなくなった場合はすぐに人間に交代する機能も用意されている。
Facebookはまた、自社で開発中のアシスタントボット「M」で採用している人工知能「Wit.ai Bot Engine」もメッセンジャーのボット開発で利用できるようにした。Wit.aiを採用することで、自然言語を学習し、理解するボットを作れるという。
Facebookは、ボットをユーザーに見つけてもらうための手段も幾つか提供する。7日に発表した「Messengerコード」と「Messengerリンク」に加え、ニュースフィードの広告にユーザーがクリックするとボットとのメッセージングスレッドが始まるボタンを追加できる機能や、過去にSMSでやり取りした顧客の電話番号に基いてボットからメッセージを送れるようにする顧客マッチング機能、メッセンジャーアプリの検索機能などだ。
ユーザー向けには、ボットを簡単にブロックあるいはミュートする機能を提供する。広告メッセージだけをミュートすることもできる。
なお、ボットの提供の前にはFacebookによるレビュー(審査)があり、ポリシーに準拠しているもののみが承認される。
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