Amazon.comが4月13日、電子書籍リーダー「Kindle」の最上位モデル「Kindle Oasis」を日本を含む各国で予約販売を始めた。従来機種の「Kindle Paperwhite」や「Kindle Voyage」とどう違うのか。サイズや機能を比較してみた。
Kindle Oasis | Kindle Voyage | Kindle Paperwhite | Kindle | |
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価格 | 3万5980円 | 2万3980円 | 1万4280円 | 8980円 |
プライム会員価格 | − | − | 1万280円 | 4980円 |
ディスプレイ | 6インチ(300ppi) | 6インチ(300ppi) | 6インチ(300ppi) | 6インチ(167ppi) |
サイズ | 143×122ミリ | 162×115ミリ | 169×117ミリ | 169×119ミリ |
厚さ | 最薄部3.4ミリ | 7.6ミリ | 9.1ミリ | 10.2ミリ |
重さ | 131グラム | 180グラム | 215グラム | 191グラム |
ディスプレイサイズは6インチのまま据え置きだが、本体サイズは143(縦)×122(横)ミリに小型化。最薄部は3.4ミリ、重さは131グラム。従来機種と比べると、平均30%薄く、20%以上軽くなった。
ディスプレイの内蔵フロントライトも再設計。Voyageに比べLEDの数が1.6倍になり、明るさの均一性とスクリーンの光度も向上している。
全体のデザイン自体も見直し、片側に厚みを持たせ、片手で握れるグリップ部分を設けることで、長い時間使用しても疲れにくくなっている。バッテリー内蔵レザーカバーも付属品で用意し、装着すると自動で充電できる。
Voyageが採用していたページめくりボタンも刷新。グリップ部分の上のボタンでページが進み、下のボタンで戻る仕組みだ。本体に内蔵した加速度センサーで左右どちらの手で持っているかを認識し、持ち手を変えて画面が逆さまになると、自動でページも反転。ページめくりボタンの上下の機能も入れ替わる。
価格面では3万5980円と「ハイエンドモデル」の位置付けに。アマゾン ジャパンの玉木一郎Kindle事業部長は「Kindle、Paperwhite、Voyageを『松』『竹』『梅』とするなら、Oasisはその最上位のモデル」と説明する。普段から電子書籍に慣れ親しんでいるヘビーユーザー向けとなるかもしれない。
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