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2016年04月22日 10時48分 UPDATE

MicrosoftはPC市場縮小とドル高の影響で減収減益 クラウドは好調

Microsoftの1〜3月期は売上高は6%減の205億3100万ドル、純利益は20%減の37億5600万ドルと減収減益だった。PC市場縮小の影響が大きい。好調だったのは、「Surface」シリーズと「Azure」だった。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftが4月21日(現地時間)に発表した第3四半期(2016年1〜3月期)決算は、売上高が前年同期比6%減の205億3100万ドル、純利益は20%減の37億5600万ドル(1株当たり47セント)だった。非GAAPベースの売上高は220億7600万ドル、純利益は49億7300万ドル(1株当たり62セント)。売上高減少には、コンシューマー向けPCの販売鈍化とドル高が響いた。

 非GAAPベースの売上高と純利益はいずれもアナリスト予測(売上高は220億9000万ドル、非GAAPベースの1株当たりの純利益は64セント)を下回った。

 Windowsは不調だが、同社のタブレット「Surface」シリーズは好調だった。また、クラウド部門も順調に売り上げを伸ばしている。

 セグメント別では、OfficeとDynamicsを扱うProductivity and Business Processesの売上高は1%増の65億2000万ドルだった。企業向け「Office 365」が好調で、売上高は63%増だった。コンシューマー向け「Office 365」は6%増で、累計サブスクリプション数は前期比8%増の2220万人。

 ms 1 Productivity and Business Processes

 サーバやAzureのIntelligent Cloudの売上高は3%増の61億ドル。Azureが好調で、売上高は130%増だった。「Enterprise Mobility」の顧客が前年同期の約2倍に当たる2万7000人に成長した。

 ms 2 Intelligent Cloud

 Windows、ハードウェア、Xbox、検索のMore Personal Computingの売上高は1%増の94億6000万ドル。Windowsの売り上げは2桁減。米調査会社Gartnerによると、同四半期の世界PC出荷台数は前年同期から9.6%減少したという。Surfaceの売り上げは、61%増と好調だった。Lumiaを含むスマートフォンの売り上げは46%減。Xbox Liveのアクティブユーザー数は前期の4800万人より減り、4600万人だったが、ゲームの売上高は6%増だった。

 ms 3 More Personal Computing

 サティア・ナデラCEOは業績発表後の電話会見で、「われわれは2018年度までにビジネス向けクラウドの売上高を200億ドルにするという目標の途上にある」と語った。同氏はまた、Windows 10が稼働する端末数を2億7000万台とし、これを10億台にまで拡大したいという同社の目標を繰り返した。

 同社は1月の段階でWindows 10端末が2億台を突破したと発表しているので、3カ月で7000万台増えたことになる。

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