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スマホがおもちゃのリモコンに 乾電池型Bluetoothデバイス「MaBeee」発売 ミニ四駆の加速・減速もOK

» 2016年07月06日 17時34分 公開
[ITmedia]

 スマホがおもちゃのリモコンに――ミニ四駆など単三形乾電池で動くおもちゃを、スマートフォンを使ってコントロールできるようにする乾電池型のIoT(Internet of Things)デバイス「MaBeee」(マビー)の一般販売が8月4日に始まる。スマホを振ったり傾けたりすることで電池の出力を制御でき、おもちゃのスピードなどをコントロールできる仕組みだ。

 昨年創業したばかりのベンチャー企業・ノバルスが開発した。ビックカメラやトイザらスなど全国約140店舗で販売する。「創業間もない企業としては異例の取り扱い店舗数」としている。

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 単三形乾電池型のBluetoothデバイスで、市販の単四形乾電池を内部にセットして使う。おもちゃの電池ボックスの中にMaBeeeを入れ、スマートフォンとBluetooth接続すると準備OK。電池を複数個使う製品でも、MaBeeeを1つだけ入れれば使えるという。

 専用アプリをインストールしたスマホを振ったり傾けたりすることで電池の出力を制御でき、おもちゃのスピードなどをコントロールできる。例えばミニ四駆なら、スマホをゆっくり振ってゆっくり加速し、早く振ってスピードアップさせたり、電車のおもちゃなら、スマホの傾斜角度で車両の速度をコントロールし、駅の手前で徐行運転してゆっくり停車する――といった遊び方が可能になる。声の大きさに反応させることも可能。歩くおもちゃに声をかけると近づいてくるといったこともできる。

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 市販のおもちゃだけでなく、自作の工作に搭載してリモコン操作を楽しむなどの使い方も可能。専用アプリは最大10台のMaBeeeと同時につなげることができ、多数の製品を一度に動かすこともできる。

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