米Googleは8月19日(現地時間)、 Windows、Mac、Linux版Chromeブラウザ(以下、「Chromeブラウザ」)向けの「Chromeアプリ」の提供を、2018年までに段階的に終了すると発表した。Chromebookなどに搭載のChrome OS向けについては、“当分”提供・サポートを継続する。
Chromeアプリは2013年9月に登場したWebアプリ。オフラインでも起動・操作でき、単体で使える「パッケージアプリ」とWebアプリへのリンクである「ホステッドアプリ」の2種類があり、Chromeブラウザで開いた「Chromeウェブストア」から追加できる。
「Chromeアプリランチャー」でChromeブラウザを起動していなくても単独アプリのように開けるのも特徴の1つだったが、ランチャーの提供は7月に終了しており、現在はChromeブラウザの「新しいタブ」右上の「Googleアプリ」アイコンから開くようになっている。
Googleによると、現在パッケージアプリを使っているのはChromeブラウザユーザーの約1%にすぎないという。また、ホステッドアプリのほとんどは既にWebアプリに実装されているという。こうした状況なので、Chromeアプリプラットフォームの展開から離れる時がきたと説明した。
終了は以下の3段階で進める計画だ。
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