米Googleは3月22日(現地時間)、Chromeアプリをデスクトップから起動する「Chromeアプリランチャー」のWindows、Mac、Linuxでの提供を7月中に終了すると発表した。Chrome OSでの提供は今後も続ける。
終了の理由は「ユーザーが(ランチャーを使わずに)Chromeブラウザ内からアプリを起動することを選ぶのが分かったから」としている。
同社は、この決定はChromeの簡潔さの追求と機能合理化の一環だと説明し、「機能合理化の一環」の部分に「通知センター」の終了の発表文へのリンクを貼った。
Chromeアプリランチャーは、Windowsでは2013年7月から提供している機能。タスクバーのランチャーアイコンをクリックするとChromeアプリ一覧を表示でき、そこから各種Chromeアプリを起動できる。
Chromeブラウザを開いていなくてもアプリだけ起動できるのが便利ではあるが、Webブラウザで開いたGoogleのトップページからもアプリを開けるので、こちらを選ぶユーザーが多かったようだ。
現在ランチャーを利用しているユーザーに対しては、ランチャー終了の告知が表示されるようになり、7月中にランチャー自体が表示されなくなる。
Google、「通知センター」を終了(あまり使われていないので)
デスクトップ版Chromeブラウザで「Ok Google」終了(あまり使われていないので)
Google、デスクトップアプリのように使える「Chromeアプリ」を発表
Chromeアプリランチャー、Windowsで利用可能に
Googleの質疑応答サービス「Googleモデレーター」が6月30日に終了Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR