米Microsoftは8月23日(現地時間)、米国のApp Storeで提供しているiPhone向けキーボードアプリ「Word Flow」をアップデートし、キーボード内でGIFや連絡先を検索できるようにした。検索エンジンはもちろんBingだ。
Word Flowは、Microsoftが4月にApp Storeで公開したキーボードアプリ。Microsoftの「Lumia」シリーズにプリインストールされているキーボードをiOS向けに移植したもので、片手入力のための「Arc Mode」や、高度な予測変換などが特徴だ。2月に買収した英SwiftKeyの技術も採用している。
Word Flow公開の1カ月後には、米GoogleがApp StoreでiOS向けキーボードアプリ「GBoard」を公開した。GBoardには1タップでキーボードを離れずに検索できるボタンが付いており、GIFアニメや絵文字、Google Nowカードなどを検索して入力できるのが特徴だ。
Word Flowの検索は、Web上のGIFアニメ、画像、絵文字、動画、天気予報などと、(端末内の)連絡先を検索結果として表示する。
Word Flowは今のところ、英語にのみ対応。GBoardは8月4日のアップデートで、英語に加えてフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語をサポートした。いずれのアプリも、Android版は今のところ公開されていない。
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