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交通量多い道でポケモン出ないようにして――大阪府などが要請

» 2016年09月15日 09時50分 公開
[ITmedia]

 大阪府と大阪市・堺市は共同で9月14日、「Pokemon GO」を運営する米Nianticとポケモン(企画会社)に対して、大阪府内の交通量の多い道路や交通事故の多い交差点に、ポケモンを出さないよう要請したと発表した。「ながらスマホ」に伴う事故を防ぐためとしている。


画像 Nianticへの要望書
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画像 交通量の多い道路リスト

 大阪府、大阪市、堺市が管理する、24時間交通量が4万台以上の23路線・191キロと、府内で年間5件以上交通事故が発生している186交差点について、「ポケストップ」「ジム」の設定を解除し、ポケモンが出ないようにするよう要望した。

 府と両市は、「Pokemon GOに限らず、道路区域でのながらスマホは危険なので絶対にやめてほしい」としている。

 Pokemon GOをめぐっては7月、首都高速道路など高速道路会社6社が、高速道路上にポケモンが出現しないよう運営会社に要請。全国のJR・私鉄も、鉄道施設内にポケモンが出現しないよう要請している。

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