国土交通省は11月7日、貸切バスの運転手が運転中に「Pokemon GO」で遊んでいたことが発覚した問題を受けて、バスやタクシーなどの業界団体に対して、業務中のスマートフォン操作や通話の禁止を徹底するよう通知した。
このほど、両備バスの運転手が運転中にPokemon GOを操作していたことが発覚。先月には愛知県で、Pokemon GOをしながら走っていた自家用トラックに小学生がはねられて死亡する事故が起きた。
通知文で同省は、これらの問題を挙げた上で、「いうまでもなく、運転中にスマートフォンなどの画像を注視する行為や携帯電話で通話する行為は、道路交通法で禁止されている極めて危険な行為」と指摘。「今年1月に発生した軽井沢スキーバス事故を受け、貸切バスの信頼を回復するための様々な取り組みを行っている最中に、事業用自動車の運転者が、このような安全を軽視する行為を行ったことは極めて遺憾」とし、乗務中のスマホ操作や通話の禁止の徹底と、再発防止のための対策の検討・報告を求めている。
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