米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは12月20日(現地時間)、前日に報告した今年の個人目標“自宅のAI執事”プロジェクトの紹介動画を公開した。
動画はザッカーバーグ家の1日を紹介するストーリー仕立て。ザッカーバーグ氏が朝起きてiPhoneに「おはよう、ジャーヴィス」と呼び掛けると、「おはようございます、マーク。今日は土曜日なので、ミーティングは5つしかありません。室内の設定温度は20度です」などと答えながらカーテンを開けるところから始まる。
この動画では、報告で触れていたグレイのTシャツを飛び出させるマシンや、娘のマックスちゃんが部屋から出ていこうとすると警告するシーンなどが紹介されている。
前日の報告では音声については触れられていなかったが、動画では落ち着いた男性の声の流暢な英語で受け答えしているのが分かる。米Fast Companyによると、この声は俳優のモーガン・フリーマン(79)のものだ。
ザッカーバーグ氏が10月にジャーヴィスの声は誰がいいか意見を求めたところ、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.も名乗り出たが、最も人気が高かったのはフリーマンだった。
ザッカーバーグ氏はFast Companyに対し、12月初旬に開催されたブレイクスルー賞の授賞式(ザッカーバーグ氏はこの賞の創設者の1人)でフリーマンに会い、“ダメ元で”頼んでみたところ、快諾されたと語った。
フリーマンの声は落ち着いて安心できるものなので、マックスちゃんも気に入っているという。
After a year of coding, here's Jarvis.
Mark Zuckerbergさんの投稿 2016年12月20日
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