ITmedia NEWS > 速報 >

NASA、地球に似た7つの惑星を40光年先に発見 生命居住可能性も

» 2017年02月23日 07時50分 公開
[ITmedia]

 NASA(米航空宇宙局)は2月22日(現地時間)、地球から40光年先の恒星「TRAPPIST-1」に、地球サイズで生命居住可能(ハビタブル)な3つを含む7つの系外惑星を発見したと発表した。1つの恒星に7つもの惑星が発見されたのは初という。

 nasa 1 7つの惑星のイメージ(NASA/JPL-Caltech/R. Hurt, T. Pyle)

 TRAPPIST-1は、みずがめ座の方向にある赤色矮星。7つの惑星のうち、6つは地球に似た質量で、表面は岩石でできている。さらに3つの惑星では、水が凍らずに液体として存在する可能性がある。

 nasa 2 生命居住可能な惑星のイメージ(NASA/JPL-Caltech)

 NASAは、赤外線宇宙望遠鏡のスピッツァー宇宙望遠鏡などの観測でこの惑星を発見した。今後、2018年に打ち上げる予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などで観測を続ける計画。

 この発見に関する論文は英科学誌NatureのWebサイトに掲載されている。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.