地球によく似た“いとこ”のような惑星が1400光年先に見つかったと米航空宇宙局(NASA)が発表した。「ハビタブルゾーン」(生命が生存可能な領域)内にあり、水が液体のまま存在している可能性がある。科学者は「第2の地球探しに向けた大きな1歩」としている。
惑星は太陽系外惑星を探査する宇宙望遠鏡「ケプラー」がはくちょう座の方向に発見し、「ケプラー452b」と呼ばれている。太陽によく似た恒星(G2型)の周囲を385日で公転し、直径は地球より60%大きく、地球と同様に岩石でできている可能性があるという。
恒星は誕生から60億年経っており、太陽(45億年)より古く、惑星は地球より長時間ハビタブルゾーン内に存在しているようだ。科学者は“地球の年上のいとこ”と表現している。
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