NASA(米航空宇宙局)は、木星の衛星「エウロパ」について「驚くべき発表」を9月26日(米国時間)に行うと告知した。エウロパの表面下には液体の水がある可能性が示されており、NASAはハッブル宇宙望遠鏡が捉えた画像に基づき「海の存在と関係があるかもしれない驚くべき活動の証拠」を発表するという(追記:木星の衛星「エウロパ」で水蒸気が噴出、「海」の成分解明へ NASAが発表)。
エウロパは木星の第2衛星で、その表面は氷で覆われている。木星の潮汐力を受け、星の内部が熱くなることで、地殻下で氷が解け、液体の水が存在する可能性がある――と以前から指摘されていた。液体の水は、地球外生命が存在する条件の1つとされる。
NASAは今回の発表について「エイリアンではない」と公式Twitterアカウントでつぶやいている。発表は26日午後6時(日本時間では27日午前3時)に行う予定。
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