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2017年04月15日 11時16分 UPDATE

マストドンつまみ食い日記:Re:ゼロしたmstdn.jpが既に1万ユーザー超え(21時に3万突破)

新興ソーシャルメディア、マストドン(Mastodon)の情報をつまみ食いする連載をいきなりスタート(いつまで続くか)。

[松尾公也,ITmedia]

 マストドン(Mastodon)はTwitterのような短文を投稿できるソーシャルネットワーク。Twitter危機が叫ばれる2017年4月に突然、日本を中心にユーザーが急激に広がった。10年前のTwitter流行を思わせるその勢いに、この勃興期を記録しておかねば、とITmedia NEWS編集部では、マスト丼(ニックネームの1つ)の情報をつまみ食いする連載を急遽スタートするのだった……。

 マストドンの動きが早い。Facebookで目ざとい人たちが何人か注目しているのを知って編集部Slackに情報投げたら岡田有花さんが記事化したのが4月13日の夕方。ほぼ同時期にネタフルなどいくつかの著名ブログが紹介したことも相まって、急激に注目を浴び、ユーザー数が伸びた。

 分散型でインスタンスと呼ばれるサーバを自由に立てられるのがMastodonの特徴の1つだが、その中でも日本人ユーザーが集中したのが、大学院生が個人で立てたmstdn.jp。アクセスが集中しすぎて個人サーバではまかないきれないほど負荷が高まったため、サーバをさくらのクラウドに移転することを発表。14日深夜から15日にかけて予告通り、全データが削除され、14日の時点で4万以上を集めたユーザーのデータがゼロリセットされた。それが4月15日朝までの流れ。

photo マストドンかわいい

 筆者はリセット前と同じアカウント名でmstdn.jpに再登録した。新サーバにアクセスした15日6時半の時点では2000人を超えるユーザー数だったが、10時26分には1万222人と、5桁に到達し、16時38分には2万4253ユーザーに達した。

photo 1万超えのキリ番はゲットできず

 しかし、サーバ移転前のアカウントで再登録できなかったユーザーも多い。ITmedia NEWS公式アカウントもその1つ。もともと取得していたアカウントを別のユーザーに取られていたため、itmedianews@mstdn.jpが新たな公式アカウントとなった。ユーザーローカルが公開した上位ランキングのユーザーで、乗っ取り(?)にあった人が特に多いようだ。

 ソーシャルネットワークの勃興期には面白い現象がよく起きる。「Twitter老人会」と呼ばれる古参たちが「草の根BBSだね」「FirstClassを思い出すよ」「そういえばTigerMountainが」と思い出話に花を咲かせる一方、早いローカルタイムラインで数秒に1回表示されるボストロールの画像をミュートする遊びが流行ったり、Twitterの「つぶやく」に相当する「パオる」、草生えたに当たる「牙生えた」など、Twitterなど過去のSNSで起きていたことを高速でなぞっていくような出来事が生まれている。

 まるで、火の鳥 未来編でナメクジ型未来人がホモ・サピエンスの歴史を早回しで繰り返していくように。

 いつまで続くかわからないこの連載だが、そうした細かいことを1ユーザーの視点で記録していこうと思っているのだドン。

追記:mstdn.jpと並ぶ日本人向けインスタンスでpixivが運営するPawooにも動きがあった。性的コンテンツを理由に、mastodon.xyz、mastodon.cloudという2つの有力なインスタンスから投稿を参照できなくなっている。20時25分時点ではユーザー数1万6723人。一時、サーバも停止していたがその後、復旧している。

 mstdn.jpのユーザー数は引き続き伸びており、インスタンスで2位のmastodon.cloudの3万810ユーザーに肉薄する3位の2万9424ユーザー。

photo ナンバー3、4は日本のインスタンス

 そしてmstdn.jpは21時前に3万ユーザーを突破、21時40分には世界のインスタンスのナンバー2となった。

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