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Facebookで差別発言 ハーバード大が10人の入学取り消し

» 2017年06月07日 14時28分 公開
[ITmedia]

 米ハーバード大学が、Facebookでの差別発言などを巡り、2017年に入学予定だった合格者のうち少なくとも10人の入学を取り消したと、同大の学内新聞「ハーバードクリムゾン」が報じた

 同大が入学予定者向けに作成したFacebookグループから派生したプライベートグループのチャット内で、一部の学生が差別的発言などを書き込んだ。同紙によると、性暴力やナチス・ドイツによるホロコースト、子供の死、人種を巡る不適切な発言がやりとりされていた。

 同大の学生課は、「一部の合格者がこのような攻撃的なメッセージや画像をやりとりしていたことを知り、失望した」と合格者向けにメールをしていた。同大は、チャットの内容を発見した後、4月中旬に少なくとも10人の合格者の入学を取り消したという。

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