LINEは6月12日、スマートフォン単体でLINEスタンプを制作、販売できるアプリ「LINE Creators Studio」(iPhone/Android)を日本国内で先行公開した。無料。
PCやイラスト作成ソフト、ペンタブレットなどを使うことなく、スマホに記録した写真やイラストをトリミングしたり、透過処理したりしてスタンプを作れる。
制作したスタンプはアプリで審査を申請でき、クリアすれば、Webサイト「LINE STORE」とLINEアプリ内の「スタンプショップ」で販売できる。制作者は、スタンプの売り上げからApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いたうちの約50%を受け取れる。
同社は2014年、ユーザーが自作スタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」をオープン。2017年6月時点で72万人超のユーザーがクリエイター登録しているが「PCを使わないとスタンプが作れないのでは」「専門知識や特別な技術が必要では」などの意見も寄せられていたという。
新アプリで「これまで以上に多くのユーザーに、より自由に、より簡単にスタンプ制作を楽しんでほしい」としている。
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