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2017年06月19日 10時05分 UPDATE

「VALU」のパロディー「NILU」登場 誰でも自分の“株”発行、完全無料のお遊びサイト

「VALU」が話題を集める中、パロディーサービス「NILU」が登場した。完全無料で“評価経済ごっこ”ができるお遊びサイトだ。

[岡田有花,ITmedia]

 個人が株式会社のように「自分の価値」を発行し、ビットコインで購入・交換できる新サービス「VALU」(バリュー)が話題を集める中、パロディーサービス「NILU」が登場した。個人が仮想株式を発行でき、他人と売り買いできる点はVALUと似ているが、売買に使う仮想通貨「ノットコイン」(NTC)はサイト外では無価値。完全無料で“評価経済ごっこ”ができるお遊びサイトだ。

画像 NILUトップページ
画像 NILU取引ページ

 NILUは、会社の株式に見立てた「NILU」を発行し、好きな価格をつけて他ユーザーと売買できるサービスで、エンジニアのMito Memel(@mito_memel)さんが開発した。

 Twitterアカウントでログインすれば、5万ノットコインと1000個のNILUが付与される、自分のNILUに自由に価格をつけて売却したり、ノットコインを使って他のユーザーのNILUを購入できる。

 VALUは仮想株式の発行に審査があり、SNSのフォロワー数に応じて価格が決まるが、NILUは無審査ですぐに取引が可能。価格もユーザーが自由に設定できる。VALUは換金可能なビットコインを採用しているが、NILUのノットコインはほかの通貨と交換はできず、NILU内でしか使用できない。

 VALUをめぐっては、評価経済の新たな取り組みとして評価する声がある一方、Twitterフォロワーの多い著名人ほど稼ぎやすく、“投資家保護”のためのルール設定も不十分で、「著名人がリスクなしに巨額の資金を調達できる手段になっている」との批判も根強い。

 NILUのトップページには「あなたの無を、NILUでシェア」と、VALUのサイトに書かれた「あなたの価値を、VALUでシェア」のパロディーのような文言も。NILUのサイトには「人気者しか楽しめない時代は終わりました」とも書かれており、VALUを皮肉っているようだ。

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