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イーロン・マスク氏のトンネル構想にロサンゼルス市長が前向きなコメント

» 2017年06月19日 12時27分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 「ロサンゼルス市長とトンネルネットワークについて前向きな会話をした。(トンネル事業では)技術開発より認可を得る方が難しいものだ」──。トンネル開発の米新興企業Boring Companyを立ち上げた起業家のイーロン・マスク氏は6月18日(現地時間)、こうツイートした。

 このツイートには、米ABCのエイドリアン・アルパート氏がTwitterに投稿したロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティ氏のインタビュー動画へのリンクが添えられている。

 このインタビューでガルセッティ氏は、「イーロン・マスク氏が取り組んでいるような新しいトンネル技術で、ロサンゼルス国際空港からユニオン駅を直結するルートができるといいと思う」と語った。

 マスク氏は4月、TED2017でBoring Companyのトンネル構想について語った。同氏の構想では、地下に3次元のトンネルネットワークを構築し、ソリのようなもので車を運ぶ。40層程度のネットワークにすれば渋滞は解消するとしている。

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 マスク氏は既にボーリングマシンの開発に着手しており、4月にはBoring Companyのロゴがついたボーリングマシンについての記事のリンクをツイートしている。

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