電子書籍取次のメディアドゥは6月29日、マンガ制作ツールや投稿プラットフォームを展開するMediBangと資本業務提携すると発表した。
MediBangが運営するプラットフォーム「メディバン」に投稿された電子書籍の取次や配信、海外展開時のコンテンツ翻訳などで協力する。
MediBangでは「メディバンパブリッシング」として、すでに電子書籍取次サービスを提供。同社のプラットフォーム「メディバン」のほか、Kindle、iBooks、Google Play ブックス、楽天kobo、BOOK☆WALKERへも配信できる。
今後メディアドゥがその役割を担う予定だが、詳細は未定。同社広報部は「弊社の取次サービスを利用するか、配信先や手数料をどうするかについては調整中」とコメントした。
MediBangが提供する無料のマンガ・イラスト制作ソフト「メディバンペイント」は、全世界累計ダウンロード数が1200万を突破。利用者は10〜20代前半の海外クリエイター比率が約70%という。
メディアドゥはMediBangと協力し、クリエイター支援やマンガの海外進出などを推進していく。
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