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去年の2倍以上! SDカード“高騰”時代だから知っておきたい無駄のない製品の選び方荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/4 ページ)

» 2026年05月06日 08時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 デジカメに欠かせないもの。レンズやボディがしょぼくても写真は撮れるけれども、これがないとどうしようもなくて、しかもカメラを購入しても付いてこないもの(昔はお試しサイズのが同梱されてたけど)といえば、記録メディアである。

 SDカードやCFexpressカード。これが今年に入ってから、急激に値上がりしているのだ。

うちに転がってたSDカードいろいろ。正確にはSDHCカードやSDXCカードだけど、総称として「SDカード」と書きます

 「え?」と思った人はオンラインショップでチェックしてみるといい。

 PC関連に詳しい人は、そもそも2025年秋あたりから、ストレージやメモリの価格がぐんぐん上がってるのに気づいてたと思う。

 例えば、わたしは25年5月に8TBのHDD(ハードディスクドライブ)を購入した。用途はもちろん写真の保管用だ。そのときの価格は1万7580円だった。それから1年弱。26年4月の段階でチェックしてみると、同じものが同じストアで3万9800円になっている。

 2倍以上である。

 かつてハードディスクは年々容量あたりの単価が下がっていたものだが、25年秋あたりから急激に上がったのだ。

 今はハードディスクよりSSD(ソリッドステートドライブ。つまりフラッシュメモリを使ったストレージ)の方がポピュラーなので、そっちも大きく上がっている。

 2TBのSSD、25年4月には約3万円だった製品が、26年4月時点では7万円を超えている。

 2倍以上である。

 価格が急激に上がった理由はいくつか挙げられているが、代表的なものをあげるとすれば、AI需要。生成AIのために大量の高速メモリというか、半導体の生産ラインが必要になり、民生用の供給が後回しになったことだろう。一時期、記録的な安値だった頃があり、それを知ってる人にはより高く感じるはずだ。

 そしてSDカードも中身はフラッシュメモリなのでその影響を受けているわけだ。製品によりけりだけれども、25年末から26年春にかけて2倍以上にどかんと上がってる。

 今回はそんな価格高騰時代のSDカードの話。

 そうそう、SDカードと一言でいっても歴史的経緯から、SDカード、SDHCカード、SDXCカードと種類があるけれども、おおむね「最大容量の違い」なのでここでひっくるめて「SDカード」とします。

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