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2017年07月05日 14時20分 UPDATE

「窃盗だろw」「桃の気持ち考えろ」――桃太郎で“ネット炎上”描く広告、狙いは? ACジャパンに聞く

「窃盗だろw」「泥棒ワロタ」――桃を拾ったおばあさんにそんな苦情が殺到し、炎上する様子を描いた広告を、ACジャパンが公開。制作の狙いは。

[ITmedia]

 「窃盗だろw」「早く謝ってください」「桃の気持ち考えたことがあるのか!」――桃太郎を題材に「ネット炎上」の惨状を描いた公共広告「苦情殺到!桃太郎」を、ACジャパンがこのほど公開した。「(第三者の)悪意ある言葉が、当事者や家族の心を傷つけるトラブルも多い」として「おおらかな心の大切さを訴える」としている。

photo 「窃盗だろw」

 動画広告は、おばあさんが川上から流れてきた桃を拾ったところ、匿名の苦情が殺到するというストーリー。「窃盗だろw」「泥棒ワロタ」「炎上案件キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!」「ていうか、川で洗濯するなよ」「旦那は山で柴刈りしている人らしいよ」「背景から住所分かるかも」などのコメントが画面を埋め尽くし、おばあさんが涙ぐむ様子が収められている。

photo 「桃の気持ち考えたことがあるのか!」
photo 画面を埋め尽くす苦情
photo

 ACジャパンが毎年7月に実施している広告キャンペーンの一環。動画をテレビCMとして流すほか、ラジオ広告、新聞広告も展開する。

なぜ、桃太郎を題材に?

photo 新聞広告も

 「いつの時代も、分かりやすく伝えようとすると、広告コミュニケーションは難しい」――今回のキャンペーンを手掛けたACジャパンの担当者はそう話す。

 個人ユーザーのSNSや企業広告など、さまざまな内容が炎上する中、「子どもから高齢者まで幅広い世代が知っている『桃太郎』を選ぶことで、意図を伝えたかった」という。

 画面を埋め尽くす苦情コメントは、マイルドな表現にすることも考えたが、「リアリティーを追求し、実際に使われるネットスラングを取り入れた」(担当者)

 「ACジャパンは、こうした公共広告でしかメッセージを伝えられない。今回の取り組みを通じて、いま一度ネットモラルを考えてもらう機会になればと考えている」

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